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代表取締役社長 菅原 泰

当社グループにおける2017年度の業績についてご報告申し上げます。

当期におけるわが国経済は、良好な企業収益を背景に雇用情勢や所得環境に改善が見られるなど、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方で、海外の不安定な政治動向や地政学的リスクの高まりなどにより、先行き不透明な状況が続いております。

このような経済環境のもと、当社グループの中核である内航海運事業において、主要荷主である鉄鋼メーカーの当期における粗鋼生産量は、前期比0.3%減少の1億484万トンでほぼ前期並みで推移しました。当社鉄鋼関連貨物輸送において原料輸送量は、石灰石専用船が荒天の影響等により輸送量が低調に推移しましたが、その他原料輸送量は増加しました。また、鋼材輸送量は国内の鋼材需要が製造業、建設業ともに堅調に推移したことから前期比で5.5%増加し、全体的にほぼ横這いで推移しました。またセメント関連貨物は、オリンピックや公共事業等によりセメントの国内需要が増加したため、年度前半は堅調に推移しました。年度後半から荒天や人手不足等による工期のズレが発生したため、前期同様の4,180万トン程度にとどまる見込みで、当社輸送量は前期比約2.7%の増加となりました。石炭火力発電関連貨物の輸送は前期と同水準で推移しました。

このような状況のもと、船舶調達コストや年度後半からの原油価格高騰に伴う燃料油価格の上昇に対し、適切な船腹対策と効率運航によるコスト削減に努め、また、連結子会社の保有する土地の売却益などにより、業績は前期と比較し増収増益となり、当期の連結売上高は204億25百万円(前期比6.0%増)、連結営業利益10億51百万円(前期比6.0%増)、連結経常利益10億25百万円(前期比4.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益11億3百万円(前期比68.1%増)となりました。

2018年6月

代表取締役社長菅原 泰

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